国際新体道ニュースレター

2020年4月11日

 

国際新体道のみなさま

こんにちは

今 まで誰も経験したことのないこの状況のなか、みなさんとご家族が健康で平穏であることをお祈りしています。理事会メンバーは、新型コロナウイルス流行によ る困難と見通しのつかない状況に対して、会員を支え、はげまし、その土台となる国際新体道のコミュニティと稽古があることをうれしく思っています。この状 況は今までは想像しなかった形でわたしたちを結び付けており、お互いにインターネットや他の手段での働きかけや、つながりが続いており「ひとりの稽古を、 みなで」することさえ行われています。国際新体道のコミュニティがお互い支え合うことを見て、新しい現実に対応すべく計画の変更を行うに際して、理事会も 力づけられました。

現 実を直視し、今年予定されていた国際大会Biwako 2020を延期することとしました。この決定は、世界中で感染の流行が人々の優先順位や生き方を変えさせている状況では当然のものと思われるかもしれませ ん。しかし、この決定は簡単ではありませんでした。この決定を行うことに逡巡し、関西のBiwako 2020企画委員会との相談も行いました。

多 くの要素を考慮しました。今後、感染爆発がどうなるかの不確実性、夏には流行がおさまっても秋から再流行するリスクや、失業し蓄えを失ったことによる経済 的困難−これが原因で参加が困難という連絡をすでに受けています−そして、誰にも6カ月後の世界がどうなっているか分からないというシンプルな事実などが あがりました。決定を下すまでにあと2、3カ月待つことについても議論しましたが、状況の見通しがつかないことは当分そのままだろうという結論に達し、会 員の多くは延期されるなら早く知りたいだろうという結論になりました。つまり、失望が避けられないにしろ、決定をくだすのを遅らせるべきではないと考えま した。

関西のメンバーは、合宿の運営と、新たな日程の決定に協力してくれるということです。1年開催を遅らせ、2021年の11月に合宿を行うのが無理がないと思われます。この点に関しては、みなさんの意見や希望を聞きたいと思います。

大 会の延期により、会員のみなさんが乗り越えなければならないことがいくつか出てくるでしょうし、その点に関して残念に思います。地域や国のグループは Biwako 2020を前提にして年間スケジュールを作っているでしょう。また、われわれの多くは、合宿に参加する計画を立て、チケットを購入して代金を支払い、宿の 予約もしていたでしょう。Biwako 2020に早期予約をしていた方は手数料を除き、全額返金されます。合宿の運営委員会から会員に個別に連絡をします。現在の予約金を、新しく計画される合 宿に繰り越すことも可能にする予定です。

大 会の延期にともなって影響を受ける、もっとも重要な予定のひとつがハイレベルの審査です。これらの審査を行うことはISPの主な機能のひとつですし、理事 会とITECはハイレベルの審査を受ける機会を確保する責任について、重く受け止めています。2020年に審査を行わない場合、多くの会員の失望と混乱の 原因となることを認識しています。そのため、今年審査を行うことが可能かどうか、検討を続けています。ITECが今後この点について検討します。しばらく お待ちください。また、ご意見などがある方は、理事やITECのメンバーに連絡ください。

今回の感染流行がもたらした混乱や困難に対して、この危機のなかでよりお互いの距離をちぢめ、新体道を発展させシェアするという仕事を進展させることを望んでいます。

みなさんが健康で平穏であられることを!

 

国際新体道理事およびITECの理事会代表より

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